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坂本真綾さんの英語曲を自分なりに和訳するサイト

Kissing the christmas killer 和訳

「Kissing the christmas killer」
    坂本真綾
    作詞:染谷和美
    作曲:菅野よう子

 

美しい世界にいたの
いつまでも いつの日も
この身をすべて捧げると
その誓いと引き換えに
美しい世界で生きてきたの

 

だけどあなたがやってきた
誓いを破って あなたに恋をしてしまった

 

わたしを作った 偉大な誰かさんへ
この世界に何があるとしても
どんなに美しいもので溢れていても
もうここにはいられない
今までのわたしでは いられないの

 

判決は聖なる日に下される
雪に身を潜めながら
彼はわたしを睨みつけるわ
『いい子にはおもちゃを
悪い子には罰を与えよう』

 

ああ だから わたしの唇を奪って
さよならの前に もう一度だけ

 

2017/12/22

Merry christmas!

KINGFISHER GIRL ("The Song of Wish You Were Here") 和訳

「KINGFISHER GIRL ("The Song of Wish You Were Here")」
    坂本真綾
    作詞:CHRIS MOSDELL
    作曲:菅野よう子


これはカワセミの少女の歌
命の川のほとりに腰かけて
悲しき七つの海を越え 心が羽ばたいていく
彼女が歌うたび 翼は美しくなびいた
幾千の月に見守られ 不思議な音色を奏でる
——これは あなたにおくる歌

 

歌って この歌を 大きな声で
世界中に届くように
泣いて 銀色の涙を流して
この歌のなまえは
あなたがここにいたらよかったのに」
 
これはカワセミの少女の歌
愛の結晶の水底へ飛びこみ
体の中を泳ぐ魚をつかまえて
魅惑の味わいを舌で楽しむ
太陽から滴る仄暗い蜜の味
口のなかへ広がる甘美なスパイス
これからも ずっと…
 
歌って この歌を 大きな声で
世界中に響くように
泣いて 銀色の涙を流して
この歌のなまえは
あなたがここにいたらよかったのに」

 

飛んで 炎をまとって
カワセミの少女 空に浮かぶたった一つの星
泳いで 時の中を 深く潜って
永遠が住むという その一瞬へ
泣いて 銀色の涙を流して
この歌のなまえは
あなたがここにいたらよかったのに」

 

2017/08/20

gravity 和訳

「gravity」
    坂本真綾
    作詞:troy
    作曲:菅野よう子

 

果てしない道を歩む
どれだけ進んでも 明日に辿りつくことはない
昨日に別れも告げぬまま
胸に宿るあたたかな記憶は まだ確かにここにある?
それとも悲しみに覆われてしまったの

 

きっと明日の今頃には
雨はやみ 霧に導かれて 新しい今日がやってくるのでしょう
ここではないどこか

 

誰かが僕を呼び続ける
帰る場所 そこでは
静寂が響く月へと向かう

 

慰めの歌が聞こえる
何にも囚われない空間

 

そこはどんな世界かな
まるで世界にひとりきり

 

足に絡みつく鈍い痛みを振りほどいた先に
誰かはきっといるのだろう


“進み続けろ”  道が僕に語る言葉
見えない何かに誘われるように
世界の重力を 体ぜんぶで感じている

 

2017/08/19

Colors 和訳

「Colors」
 坂本真綾
    作詞:TIM JINSEN
    作曲:ACO


ある日突然
わたしの知っているすべて
夢のなかで思いついた考えみたいに
消えていってしまった
静寂が帰る
手放した世界には 求めるものひとつなくて
果てしなく遠いものに思えたの

 

耳元で誰かが囁いた
振り返っても姿は見えない
空を見上げて気付く
色鮮やかな愛がわたしにむかって

降り注いでいた

 

光に誘われて
果てしない空を辿っていく
落ちる心配なんてしないで
どこへ行こうとも 怖いものは何もない

 

なんて美しい世界
欲しいものすべてがそこにある

 

祝福が駆けぬけて
勢いを増して わたしを包んでゆく
輝きに満ちた世界を知った
もう 戻れない


耳元で誰かが囁いた
振り返っても姿は見えない
空を見上げて気付く
色鮮やかな愛がわたしにむかって
降り注いでいた

 

2017/08/18

Melt the snow in me 和訳

「Melt the snow in me」
 坂本真綾
    作詞:Rasmus Faber, Frida Sundemo
  作曲:Rasmus Faber, Frida Sundemo

 

言葉は凍てつく寒さの中に 消えていった
もう戻ることはない
閉じ込めた氷は いつまでも変わらないまま
そう言い残して
空虚な夜が訪れる
ほら ごらん
この雪を溶かすことは 誰にもできないの

 

冬の夜をじっと見つめる
澄んだ地上はきらめく光をうつして
だけど満たされることはない
ほら ごらん
わたしを救うことができるのは
この世にきっとわたしだけ


あなたがやってきて
消えていく星々の中から わたしをすくい出した
そして光を与えてくれたの
空っぽの心を満たす光を
優しくそっと
凍りついた涙をぬぐってくれた
あなたこそが 希望の光

 

失ったはずの心を あなたは見つけ出して
霜の奥深くにあった 仕舞い込んでいたそれを
ああ 壁が崩れてゆくわ
ほら きっと
溶かすことができるはず
あなたなら きっと

 

吹雪の中 あなたに寄り沿って
まるでモミの木みたいに
いつまでも変わることがない
暗闇がだんだんと薄れていくわ

だってひとりじゃない

ひとりじゃない
ひとりじゃないの
わたし、ひとりじゃないのよ
これっぽっちも

 

いま この瞬間
だんだんと溶けてゆく
心に潜む雪を
冬が終わるその時まで
待ち続けるから 


あなたがやってきて
消えていく星々の中から わたしをすくい出した
そして光を与えてくれたの
空っぽの心を満たす光を
優しくそっと
凍りついた涙をぬぐってくれた
あなたこそが 希望の光

 

消えていく星々の中から わたしをすくい出した
そして光を与えてくれたの
空っぽの心を満たす光を
優しくそっと
凍りついた涙をぬぐってくれた
あなたこそが そう わたしの光


2017/08/17

Baby face 和訳

「Baby face」
 坂本真綾
 作詞:TIM JENSEN
 作曲:菅野よう子


Baby face
どうしちゃったの?
悲しそうな顔しちゃって

 

Baby face
何かあったの?
あなたってば随分おかしな顔してる
ちょっと一息ついてみて
嘆く必要なんてない
状況はそれほど悪くないはず

 

Baby face
何考えてるの?
何にも手につかないみたいに
教えてよ

 

Baby face
今のわたしたちが一番
口は災いのもとになるもの
そんなもの投げ捨てちゃって
明日は明日の風が吹く
悲しそうにしないで

 

笑って なすがままに
ただ笑うだけよ
太陽の光に身を任せて
おかしな冗談も言ってみたり
もっと楽しくなるのよ

 

笑って そうしたら分かるわ
こんなに簡単で単純な生きかた
あなた自身を信じるだけでいいの

 

Baby face
あなたがすべきこと
小さく歌を口ずさんでみて

 

Baby face
何も問題ない
幸せはあなたの中にある
きっと分かる日が来るわ
そう あなたの中にね

 

ためしてみて

 

Baby face
眉間のしわを直して
はちゃめちゃなことを言っちゃうその口も
ちょっと一息ついてみて
嘆くことなんてない
悲しまなくていいのよ

 

笑って なすがままに
ただ笑うだけよ
太陽の光に身を任せて
おかしな冗談も言ってみたり
もっと楽しくなるのよ

 

笑って そうしたら分かるわ
こんなに簡単で単純な生きかた
あなた自身を信じるだけでいいの

 

笑って なすがままに
心配しなくていい
風はきっと吹くわ
チャンスはどこにでもあるのよ
その種が育つのを待ちましょう

 

煌めく星のような魅力を持つあなただもの
ただ あるがままの自分になって

 

笑って
世界も笑い出すわ
笑って
太陽が輝き出すのよ
笑って
世界があなたに微笑むの

 

それだけでいいのよ
それがあなたがすべきこと

 

Baby face
ほら、ね
あなたを笑顔を みんなが待ってる

 

2015/07/13

park amsterdam(the whole story) 和訳

「park amsterdam (the whole story)」
 坂本真綾
 作詞:tory
 作曲:菅野よう子

 

ある日木の下に座っていたら
公園にいた君を見つけたの
他の誰とも違っていて
わたしが君のポケットに
すっぽりおさまってしまうくらい
それくらい大きく見えたの

 

だけど優しく話しかけてくれて
わたしたち いろんな話をした
君のママのこと 何もかもすべて
君に翼がないってこと
誰かがバカにしたとしても…
わたし ちっとも気にしないわ

 

すてきな夢の中
ふたりで世界中を旅したね
変わりゆくことにさよならを告げて
お互いに「ハロー」って言い合うの

 

ハーモニー
ひとつになって
朝も夜も
君とともに
まるで楽園ね

 

湖で踊っていたら
ハートの女王に会ったわ
彼女はわたしたちをパーティーへ誘って
「お友だちを連れてきてもいいけれど 遅れてはダメよ」

 

バスに乗り込んで
お城に向かうの
だけどお金はかからなかった
ピエロのお兄さんがドライバーだったから!
誰かにケーキを横取りされて
悲しそうな王さまを見たわ
わたしたちの分を少し分けてあげたら
とっても喜んでくれた
彼はそれをすっかり食べ終えて
君に歌をうたってほしいと頼んだね
そのときの君とピエロの顔
ひどいメロディーといったら!
忘れられそうにない

あれ以上に楽しい時間なんて
きっとどこを探しても見つからない

 

王さまはにっこりと笑って
「どうか許してほしい」
「ぼくの気球で 君たちを海の向こうへ連れて行ってみせよう」

 

(君とわたし 海を渡り 気球に乗って
優しさに包まれながら)

 

他の誰かのように
君はわたしを都合のいい鳥かごに入れようとはしなかった
代わりにマンハッタンにある
お気に入りのお庭を案内してくれたね
とっても楽しかった

 

気が付いたら好きになっていたの
それからずっと 恋しているわ
君がとんでもない音痴だってこと
誰かがバカにしたとしても…
わたし ちっとも気にしない

 

2015/06/12